こんにちは、みすず(@msys0515)です。



フリーランスにとって仕事の効率化は、永遠の課題。

「どういう方法をとれば、もっと効率を上げられるのか」と常々考えながら、仕事をしていますが、最近は時間とパワーで何とか乗り切っているのが現状でした。

仕事が終わらないから、仕事にかけられる時間を増やして対応する……。
一時的であれば、こんな対処法もひとつですが、これが常態化してくると、別のところに歪がでてきます。

必然的にインプットにかけられる時間が減り、新しい情報を仕入れられなくなり、クライアントさんの期待に応えることが難しくなってくるかもしれません。




そんな悩みを抱えているときに、Google Apps Script(GAS)の解説本が出版されるとお聞き、読んでみることにしました。

著者は、サイト「いつも隣にITのお仕事」を運営する高橋宣成氏。
サイトの記事はどれも分かりやすく読みやすいだけに、期待が高まります。

【詳解!】Google Apps Script完全入門~Google Apps & G Suiteの最新プログラミングガイド~

※今回は著者の高橋氏に献本いただきました。心よりお礼を申し上げます。

書籍を読んだ理由と期待したこと

「Google Apps Script完全入門」を読みたいと思った理由は、次の5つ。

  • 仕事の効率化に悩んでいるタイミングでの出版だったから
  • GASが分かるようになると、新たな方向から仕事の効率化のアプローチができるかもと期待したから
  • 初心者にも分かりやすそうな書籍だったから
  • G Suiteに関する記事を書くことが多く、知識として持っておきたいと思ったから
  • 少し触れた程度ですが学生時代を思い出して、もう一度プログラミングをやってみたいと思ったから




私が普段読む本は、アクセス解析やライティング、マーケティング、自己啓発本などが主です。
どれもすぐに仕事に直結しそうなものばかり。

でも今回の「Google Apps Script完全入門」は少し違います。
GASのスキル自体を活かして、クライアントさんとの仕事につなげたいという思いはあまり強くありませんでした。

プログラミングをまたやってみたいなという気持ちはありましたが、それはどちらかというと趣味に近い感覚です。

みすずみすず

プログラミングはやり始めると、時間を忘れてしまうぐらい楽しいですね。
学生のときに、共同研究をしていた会社のご担当者がVBAでサラッとプログラムを組まれていて、エクセルでもこんなに便利になるんだと、度肝を抜かれたのを今でもよく覚えています。



一番期待したのは「GASで何ができるのか」を知ること。

今の自分の仕事面、スキル面の現状を考えると、何が何でも自分でプログラムを組むことにはこだわらず、必要と思えば分かる方に作ってもらおう(外注しよう)というスタンスで読みました。

それなら「最初から、分かる人に相談すればいいのでは」と思われる方もいらっしゃることでしょう。その考え方もありだと私も思っています。

ただ経験上、外注する場合でも、自分自身が多少なりとも理解した上でお願いすると、相手にお任せではなく、自分の考えを伝えやすくなり、価格面についても納得できる形で進められることが多い気がします。

Google Apps Scriptでできること

Googleが提供しているプログラミング言語であるGAS。

GASを使うことで、Googleが提供するGmailやスプレッドシート、カレンダーなどのサービスをプログラミングにより操作できるようになります。

例えば、Gmailとスプレッドシートを連携させて動かすといったことも可能です。



GASで実現できることとして次の例が紹介されていました。

  • スプレッドシートで使えるオリジナル関数を作る
  • ドキュメントを翻訳する
  • スプレッドシートのリストからpdf形式で帳票を作成しドライブに保存
  • カレンダーに登録している今日の予定をメールに送信
  • フォームに回答した人にお礼メールを自動返信
  • カレンダーに登録している予定を須プレっとシートに書き出す
  • スプレッドシートに入力してある住所一覧をマップにプロット
  • ドキュメントの内容を本文としてスプレッドシートのメールアドレス一覧にメールする
  • 問い合わせメールをスプレッドシートに蓄積する

クライアントさんとの進捗管理を兼ねて、記事リストをスプレッドシートで管理している案件があります。

今は、毎月、それを元にエクセルで請求書を作り、PDF化して提出する形をとっていますが、これも自動化できそうです。



書籍では、第1章と第2章でGASの基礎知識が非常に丁寧に説明されています。
えっと、これはどうだったかなと思って調べようとすると、その後に「Memo」という形でフォローされていることが多く、非常に読みやすかったです。
「初心者でも安心」とは、まさにこのことだなと思いながら読み進めました。

みすずみすず

ライターとして勉強になりました

書籍の目次と感想

参考までに目次を出しておきます。

第1章 Google Apps Scriptの基礎知識
第2章 スクリプトエディタ
第3章 基本構文
第4章 制御構文
第5章 関数
第6章 オブジェクトの仕組み
第7章 JavaScriptの組み込みオブジェクト
第8章 スプレッドシート
第9章 Gmail
第10章 ドライブ
第11章 カレンダー
第12章 ドキュメント
第13章 翻訳
第14章 イベントとトリガー
第15章 ユーザーインターフェース
第16章 ファイルとデータの操作
第17章 外部サイトへのアクセス
第18章 プロパティサービス
第19章 ライブラリ




第1章、第2章は前述した通り、とても読みやすかったものの、JavaScriptの学習が始まる第3章から7章は、3ページ読んだら2ページ戻るといった感じで何とか読み進めました。

プログラミング初心者の私には、仕事の合間に読もうとすると、忙しい時期には間が空いてしまい、前に書かれていたことを忘れてしまう、それでパラパラと戻ってからまた読み進めるの繰り返し。

理解しようとすればするほど、時間はかかってしまいましたが、読み終えた今は「その必死な時間が楽しかったな」と思います。




第8章から第13章は、実際の作業が始まり、学んだことを仕事にどう活かそうかというのをイメージできるようになりました。

簡単とは言いませんが、まさに私が知りたかったことが、どんどん出てきて、とても参考になりました。




第14章から第19章は、GASの可能性の高さに驚きと胸の高まりを感じ、「もっと勉強して理解を深めたい」「理解しきれない自分が悔しい」という気持ちに……。

こういう感覚は久しぶりでした。




一通り読み、自分が最も知りたかった「GASで何ができるのか」は、だいぶ理解が深まりました。

でも、もう一度読んだら、もっと理解できそう、もっと活用法をイメージできそうだとも思っています。

「こんなことできないかな?」と思ったら、今後も頼りになりそうです。

大事に本棚に並べ、学びを深めていきます。